初心者DIYメモ – 工具

 

*この記事は2015年の過去ブログからの転載記事です*

 

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初心者DIYメモ – 準備に引き続き道具についてです。

私は道具にはお金をかけてません。せっかくDIYするのだから費用も出来るだけ低く抑えたくて。

なのでお金がかからなくて、安物買いの銭失い的な事にならない工具類の選び方についてメモします。

素人知識ですがDIY女子の意見として参考にしてもらえればと思います。

 

 

工具が買えるお店

工具をどこで買うかですが、種類が多くて値段が安いのは断然ホームセンターです。都内でもタウン・ドイトのような小さいけどそれなりに品揃えの良いお店もあるし、豊洲にもスーパービバホームという大型店があります。
ビバホーム 公式サイト

意外なところだと街の小さな金物屋さんでも殆ど揃います。
種類は少なくても定番の使いやすい商品がホームセンターよりも安く売っていたりするので、近くにある場合は一度覗いてみて下さい。

あとはAMAZON等のオンラインショップでも買えますが、実物を見れない上ちょっと割高です。ただし種類は豊富だし、口コミを見てゆっくり選べます。

 

 

簡単なDIYだったらトンカチだけでOK

こちらでも書いたように、棚やあまり雑に扱う予定の無い物だったら釘でOKです。釘は真っすぐなので板を引っぱったら外れちゃう可能性がありますが、余程の力でないと無理です。
釘だったら500円くらいのトンカチ(ハンマー)が1つあれば出来ます。
初めてのDIYではまずは釘で小さい木工にトライして、慣れたら目的に合わせて道具を買い揃えるのをお勧めします。

 

 

最初に揃えたい基本的な工具

釘での木工に慣れてもう少し本格的に、せっかくだから長く使える物を作りたい!という人でも最初に必要な工具は以下の4つだけです。

せっかくだから可愛い工具がいいよね〜という事で使いやすくて無骨過ぎないデザインの工具をピックアップしました。

 

★ ハンマー 

 


TRUSCO ネイルハンマー

釘を打ったり、ダボを埋めたり、サイズがギリギリの部材を押し込んだりします。打つ側の反対側が釘抜きになっているタイプが何かと便利です。

 

★ ノコギリ
Z ライフソークラフト 145 本体 No.30023

はみ出た木材や埋没木を切り落としたり、ちょっとしたパーツを切り分けるのに使います。
刃の部分だけ付け替えられるタイプだと色々種類を増やていいかなと思います。
小さめでアサリの無いコレがおすすめ。

 

★ ハンドサンダー 

sakazume ハンドサンダー クリップ式 木柄 70×200mm

サンドペーパーを固定してヤスリやすくする道具です。かまぼこ板や木切れでも代用可能ですがこれがあると格段に楽。ペーパーをクリップで挟むだけです。

電動のサンダーがあると作業は楽ですが、電動サンダーは安い物でも4000円はします。電動が欲しい!と最初は私も思いましたが、今はとりあえずコレで満足しています。

 

★ 電動ドライバー 

BLACK&DECKER ホームドライバー ピンク/ブラック CSD300TP

色んな種類がありますが女性の場合あんまりパワーが強く無い方が扱いやすいです。私が使ってるのはこれ。小さくて充電式なので取り扱いやすいです。

電動ドライバーは安い物で¥3000くらいで買えます。釘を打つよりずっと楽。手動のドライバーは大変だと思います。大体の製品に先端に取り付けるのに必要な基本のビットやドリルが付属されています。下穴あけやダボ穴をあけるのにも必要だし、最低限電動ドライバーは買っておいた方がいいです。

 

電動ドライバー以外はホームセンターで¥1000前後でゲット出来ます!
初期費用にお金をかけたく無いという人はとりあえず100円ショップでもいいかもしれません。
ただし工具は安い物だと壊れて怪我をする危険性もあるので、口コミや評判をよーく調べて下さい。

 

 

 

その他道具、消耗品

工具に加え以下のの消耗品は必要に応じて買いましょう。

 

ネジ
あまり太すぎると下穴を開けても木材が割れてしまいます。長さは目的の木材2枚分の厚みに少し足りない位が適切らしいです。例えば15mm厚の板を固定するなら30mmより少し足りない27mm位が程良い長さです。
錆びにくいステンレスがおすすめ!

 

サンドペーパー
ヤスリがけに必須です。一枚50円前後で買える茶色の木工用のでOK。
番号が小さい方が粗くてザラザラしています。用途によって使い分けます。
私は180番と320番の出番が多めです。ホルダーにつけられるカット済みのサイズのものを買っておくと便利です。

 

木工用ボンド

ボンド 木工用速乾 180g #10832

組み立て前の接着に使います。
強力と唱ってるジェルタイプじゃなくて普通の、小学生の時から使ってるのが一番良いです。私は白いボトルのを愛用。黄色のでもOK。

 

塗料、ニス
大まかに分けて表面を覆うニスタイプと、ステインという顔料タイプがあります。用途や仕上がりの希望に合わせて使い分けましょう。
塗料についてはこちらに色々書いておきました。

 

薄め液
水性塗料の場合は水で薄められますが油性の場合は塗料用の薄め液が必要です。
有機溶剤なので火がつきやすいので難燃性の物が安全です。

 

刷毛

アサヒペン ペイント刷毛 お得用多用途用ハケ3本セット OT-3P

大きめで毛先が揃ってるのを選んで下さい。
刷毛の値段は結構ピンキリで高いのは塗りやすくて仕上がりはやっぱり良いです!
100円ショップのを一度使ってみましたが、毛が固くて筋が残ってしまいました。
ホームセンターのオリジナル商品が値段も安いし使いやすくてお勧めです。

 

塗料入れのカップ
塗料のフタを代わりにも出来ますが、口の広い使い捨てのカップを使うと楽チン。塗料コーナーに¥50くらいで売ってます。食品トレイなどで代用も

 

ペンチ
頭がつぶれて取れなくなったネジを引き抜いたりするのに使います。

 

ダボ錐、木ダボ
スターエム ダボ錐 六角軸 8MM

ネジを表に出したく無い場合に、ネジ頭を隠すのに使います。
ちょっと面倒だけどこの処理をするとプロっぽく仕上がるので絶対お勧め。
ダボ錐とダボは同じサイズの物を買いましょう。6mmが使いやすいです。

 

養生用ビニールシート
普通のビニールシートでOKです。室内や賃貸のベランダでDIYする場合、特に塗装時には必須。

 

新聞紙
ビニールシートの上に敷いたり、塗料置き場にしたりします。

 

端材
ホームセンターで木材をカットした際に出る余った部分です。あると何かと便利なのでもらっておきましょう。塗装の乾燥時に作品の下に入れて使ったり、塗料のテストに使います。

 

ウエス(ウェットティッシュ、雑巾)
サンディングで出た木の粉を拭くのに必要です。不要になったTシャツや布巾など。

 

 

 

正直買う必要がなかった物

木工に慣れずに買い揃えてみたものの、あれ使わないな・・と思う道具もあります。
安いし一応買っておこうと思って色々買うと結構費用が嵩むので以下の物は必要になったら買い足すのが良いと思います。

 

キリ
ネジを入れる際に必要な下穴ですが手で開けてると時間がかかります。

電動ドライバーに下穴切り用の細いドリルを付けて作業した方が早くて確実なので使いませんでした。下穴用のドリルは電動ドライバーに付属していると思います。

 

ビニール手袋
手を汚したく無くて買ったのですが、あまり使わなかったです。指先の自由が逆に効かないせいで塗料の入れ物を知らぬ間に汚したり。
使うならゴムのぴったりしたタイプが良いですが、個人的には素手で慎重に手も木材も汚さないように作業する方が楽。

 

軍手
余程古かったり処理の荒い木材を沢山扱うなら必要ですが作業時には不要です。
特に電動ドライバーでの作業では巻き込みの危険があるので付けないで下さい。

 

カンナ
飛び出た部分を削るのに使えたら良いのですが、初心者には上手く扱えませんでした。

 

 

 

小さい作品なら実はボンドだけでOK!?

本当です。
ホームセンターで小さい作品の組み立てに聞いた所『普通の木工用ボンドで十分』と教わりました。小さい箱や薄い板を使ったアイテムで、激しく扱わない様な物ならボンドで組み立ててOKです。
ただしボンドだけで接着する場合は乾燥中はクランプや仮釘でしっかり密着させた方がいいです。

 

 

という訳で道具についてでした。

ちなみに私は上に書いた道具は無印のPPケースに入れてクローゼットで保管しています。

 

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こんな感じで 簡単工具箱。案外すっきりコンパクトに収まっています。
フタが固定されていないのが難点だけど、今売っているのはロック付きだから良いかもですね。

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